SSブログ

祈って信じて待つ [暮らし]

さて、昨日に続いて闘病生活を。

じゃない、我が家での昨日の様子を。

昨日はお昼まで娘と息子とまったり過ごした後、

息子が遊びに出かけ、その後娘が仕事に。

昼ごはんは各自用意です。

ちなみに私のお昼はこんなやつ。

前日の残りものの豚汁に絹ごし豆腐一丁にごはん一膳。

しかし、食べ終わった後、まだお腹にずいぶんと余裕があるわね。

で、台所に立ち、あるものでお料理。

前回の帰宅時には何もさせてもらえなかったので、

お料理できるって嬉しいなー。

庭からトマトとオクラをもいできて刻んで青紫蘇入れてささっと炒め、

ごはんを放りこんで卵をかけまわしてチャーハン風に。

これでやっと満腹。

午後は一人になったので、パソコンでブログ更新し、

友達と電話でおしゃべりした後はお昼寝タイム。

3時過ぎに目覚め、ボランテイアに行っているダンナにメール。

今夜の夕食作りの許可を得てから、ぼちぼち取りかかる。

メインメニューは冷やしそうめんなので、ゆでるの

はダンナにまかせることにしてつゆと具を作る。

イリコとこんぶでおだしを取っている横で、錦糸卵と豚のしょうがからめを。

病院で毎日歩行練習してきたはずが、

我が家のこのバリアーだらけの家ではさっぱり役立たずであったと判明。

畳に座った状態から立ちあがるまでの時間の長さと辛さ。

台所に10分も立てば足はぷるぷる、がくがく。ちょい一休み。

勝手口から出ようとすれば、立ちふさがる段差の壁!

いやー、面白い!わたしの体がここまで弱っていたなんて!

で、まあ、できるところまでしかできないやね。

ところが、この過程のひとつひとつが、なんて味わい深い事。

お料理をこんなに全身使ってしたことなかったもの。

当たり前に手が動き、次にやる動作なんて考えずにできて、

これをやっている間にこれして、はいはい一丁上がり。

それが、ひとつひとつ確認しながら、玉ねぎひとつ、じゃがいもひとつ切るにも確かめながら。

なんだか夢中!結局夏野菜だけのトマト味煮込み完成。

そうめんの具の追加はダンナにおまかせで、

ダンナが帰ってくるまであたしゃクーラーの効いたお部屋でお休みさ。

で、タイトルの「祈って信じて待つ」とこの話の関係は?

はいそうでした。前置き(とはいえんか)が長すぎました。

今回私が生きて戻れたことはこの、

「祈って、信じて待つ」力のおかげということが確信されたのです。

もちろん直接手を尽くして下さった医療チームスタッフの総力を結集してのお力が、

大前提ではあります。

だけど、それだけで助かったとは思えないのです。

手術の間ずっと隣の控室で、必ず帰ってくると信じて祈り、長い時間をひたすら耐えて、

待ち続けてくれた家族!そして、病院にはこれなくても、

祈り続け、信じて待ち続けてくれた、親戚、友達、それだけではなく、

祈って下さいの言葉に応えて、見も知らぬ私のために祈って下さった方々の存在!

そんな、たくさんの方々のおかげで私は今ここに存在できているのです!

それを知った時の感動!

私がただ眠っているだけの間に、こんな奇跡を起こしてくださっていたのです。

だったら、このあとガンが待っていようと、何が待っていようと、

もう怖れるものはなにも無いって気持ちになったって不思議じゃない。

私はひとりで生きているのじゃないことが、

こんなに確信されたのは初めての経験です。

こんなしっかりした土台に守られているのですもの。

どんな不安も湧いて来ようがないです。

目には見えないけれど、感じられもしないかもしれないけれど、

でもたしかにそこにあるもの、いつでも支えてくれるもの、

それが祈りだと私は思います。

なんて、うーん言い切れる根拠はなにもありません。

ただ、私には分かるとしか言えません。

さて、病院での楽しみ、

これがまたたくさんあるんだけれど、

今日はここまで。

またいつかね。

今日も長々と読んで下さってありがとう!


nice!(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

Facebook コメント

二度目の外泊希望 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。