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再び希望について [暮らし]

はーい、みなさーん!

またまただらだらブログの再開ですよー。

おっとご挨拶がおくれてしまいました。

みなさまこんにちは。

本日三週間ぶりにまた二泊三日の予定で我が家に帰ってまいりました。

ただ今の私は抗がん剤療法の1クールが終わったところです。

前半3週間、間に休養日、後半三週間、休養日で1クールです。

でこの後は、もう一度同じことの繰り返しで、これが2クール。

その後PETをしてOKだと晴れて一時退院し外来通院となります。

その後、順調にいけば12月末に再入院します。

とりあえずこういった展望です。

で、みなさまお気づきでしょうか?

な、なんとっ

こりはっ!

10月末か遅くとも11月初旬には退院できるということです!

となると、

11月9日のクラス会に出席できるってことじゃないですかっ!

ほーらね!

8月13日のブログに「希望」について書いていますが、

目の前の治療にだけ目を向けて、

先の事はなるようになる、今はこの一瞬一瞬に全力投球しよう。

と毎日を送っていた私に、

ある日舞い込んだ希望の灯り。

「中学卒業50周年記念クラス会」

もちろんその時はまだ治療が始まったばかりで、

お医者様にさえ今後の展開が読めるはずもない時期です。

だけど、そのハガキは私の心に「希望」を灯したのです。

その時は泣く泣く欠席に○をして投函するも、

近況欄にめんめんと書き連ね、メルアドやブログも知らせたところ、

折り返し世話人さんからメールが届き、さあ、それからは怒涛の展開。

世話人3人さんと私の4人でチャットまがいの一斉送信システムにのって、

さあ、メールが飛び交う、飛び交う。

いつのまにか、私は会長よりGM(ゼネラルマネージャー)を拝命。

なんてことになったのであります。 

先の見えない混沌とした白い靄の中にいた私を

希望の灯りが前方にある道を照らしてくれたのです。

まだ、うすらぼんやりとではあっても、確かに先には道がある。

またまた長くなりますが、

時を同じくして、「希望とは何ですか」という平野耕一氏の本を目にしました。

あまりに今回の私の体験にぴったりだったので引用させて頂きます。

ここに日本の希望学者グループが到達した、希望についての定義を挙げます。

Hope is a wish for something to come true by action

a wish 「願望」 希望はまず願望をもつことです。

for something 「具体的な何か」 希望はただ単に願望を持つことではなく、
           具体的な何かを願うことです、漠然とした願望ではありません。

come true 「実現」 実現を求める強い気持ちが希望にとって必要かつ重要な要素です。

by action 「行動によって」 実現を求める強い気持ちがあれば、次は行動です。

というわけで、

「希望とは、何かが現実となることを願望し、それに向けて行動することである」

by 平野耕一

なんて今の私にぴったりな言葉でしょう。

まだ右も左も分からない時期に、

既にクラス会に出席している私のビジョンが見えたのですもの!

でも、これは私一人が願ったから叶えられたというわけではありません。

私の願いを支持し、応援してくれて、具体的な形になるようたくさんの知恵や

アイデアをフォローしてくれた世話人さんあってこそです。

ガン患者が何を言っているかと一笑に付されても仕方ないのに、

みんなが私は絶対出席できる、当然だと思ってくれたこと!

すごいでしょ?

だってね、そもそも50周年なんて企画考えることが並みじゃない。

奇跡の企画ですもの。

幸い恩師もはつらつとお元気でご夫婦でご出席下さるとの事だし、

39人のクラスメイトの内、残念ながら途中下車した友や、

私のように闘病中の友や、どうしても参加できない友がいる中で、

24人の出席ってこれも奇跡!

中に宛先不明で返った友を持ち前の粘り強さで見付けだした世話人さん!

すごいなあーと私はただただ見惚れるばかり。

彼女、彼らの熱意があればこそです。

そして、ここにもうひとり、私のクラス会出席実現に欠く事のできない重要人物が。

それは私の夫!

しもべから昇格して執事となり、当日は私の専属運転手という栄誉をになう人物。

彼無くしてはただの絵に描いた餅です。

片道4時間かけて大都会への運転を引き受けてくれた上に、

会場のホテルにお泊まりした翌日はフェリーで渡る島への同行まで。

夫にはどんなに感謝してもし足りません。

ほんとうにありがとう!

世話人さんたちにも感謝の言葉もありません。

そもそもあなたたちが企画してくれたからこそですものね!

ほんとうに、ほんとうにありがとう!  


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