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秘められた想い [暮らし]

さて、昨日の続きです。

8月13日夕、病院へ戻り、翌日は14日、お盆の中日(お彼岸じゃあるまいしこんな言葉あるのか?)

なので、というか、昨日お仏壇に手を合わせた名残が残っていて、

今日は一日亡くなった人のことを思い出して過ごそうと決めました。

日頃はめったにお仏壇開けない嫁が、自分勝手にもいきなりこんな頼みごとして

と、さぞや呆れていらっしゃるであろう夫の両親だけでなく、

私の両親、母方のばあちゃん、父方のじいちゃんばあちゃん、去年亡くなった

叔父ちゃんと私が顔を知っている人を総動員して。

なお母方のじいちゃんは私が生まれる前にお亡くなりになっているので、

今日のところは割愛させていただく。

なんぞとまた勝手に決めこんで、

しかし一日それだけに集中できるはずもなく、

あたしゃ目下の急務、やるこたやらなきゃなんだからね、

と言い訳しつつ、思い出したときだけそれに集中といういいかげんなやりかたでしたが、

亡き人を偲ぶ日にはなったかと(とびとびでもね)。

そして、ひとつ分かった事。

なにもあんなお願いしなくても、

私が大切に思っている人たちが、たとえこの世には生きていなくても、

いえそれだからこそ、私の想い、願いなんかたちどころに伝わって、

無理やり家族から引き離される筈がないじゃないか。

私はもう充分愛しました。いつでも私をあなたがたのところへ

迎えてくださってかまいませんと言える日まで待っていて下さるに違いない。

いや私が行くところが違っていたら(地獄?まさか)困るんだけどね。

ならば、これからの日々、私はせいいっぱい愛し、

だけど、この世への未練、執着を少しづつ手放していけばいいんだ。

とわかったのです。

いえ、いまはまだダメダメだよ!

未練、執着の塊なんだからね。(誰に言ってる?)

そして、もうひとつの号泣のわけは?

うーむ、これは根が深い。

研究の余地が大いにある分野だな。

あの時突き上げてきた、

なんとも言えない悲しみの正体って?

ふと脈絡もなく思い出されたこと。

長女が2歳で下の娘が生まれた時、

私が赤ちゃんと病院から帰る間、

長女が赤ちゃんの時使っていたベビーベッドを夫が出してくれて、

赤ちゃんの帰りを待っている間、

長女はそれまで両親に挟まれて寝ていたのに、

これは赤ちゃんのだよと言い聞かせていたのだけれど

それまでならと、このベッドで寝ていたのです。

今思えば余計な事をしたもんだ、当日出せばよかったのに。

ところがいよいよ赤ちゃんのご到着。

さあ、お姉ちゃん、このベッド赤ちゃんに返そうね。

といったとたん、

うわーんっ!!![台風]

と大号泣!

なんとも悲痛な、こちらの胸が焼けただれるような泣き声をあげたのです。

今思い出しても涙が出てくるほどに、

この世の理不尽さ、哀しみ、我が身に引き受けるには耐えがたい重さに

打ちひしがれたような、

それは何とも言えない悲痛な泣き声でした。

彼女にしてみれば、

それまで自分ひとりに当然の顔で与えられていた愛を、

こんな小さな生き物に横取りされるという思いだったのか。

それからの彼女の自己防衛と思える数々。

ただ、哀れで、だけどきみはこれを乗り越えなくちゃいけないんだよ。

とみているだけで、たぶん適切に対処できていなかった未熟な母親の日々が

思い出されてきました。

いえ、今だって充分(すぎるほど)未熟な母親だし、未熟な人間です。

何十年たっても少しも成長していない人です。

その事件?と今回の私の大泣きは、

どこかで繋がっているような気が・・・・

これはこれから折に触れじっくり掘り下げていくテーマだな。

さて、

今日、8月18日はまず息子がご出勤、そのあと夫がボランテイアへ。

彼は土、日、祝日はボラ日で、自分でお弁当作りいそいそお出かけ日。

お盆だって12日から15日まで4日連ちゃんでした。(恨みがましく聞こえてないよね?)

おかげで私は日中ほぼひとりきりの時間を堪能できましたさ。

娘は正午まで仕事の下準備して、そのあとご出勤。

なので私はまたまた一人になる予定。

ならば、今日は二階の私の部屋の本棚のお片づけだな。

この前は娘の本棚に浸食していた私の本をきれいさっぱり片付けて、

それまで「断捨離」がどうしてもできなかったのに、不思議と未練も出なくて。

で、本日は大御所さまに手を付けましょう。

ほーら、私はこうして少しずつ未練を手放して行ってるからね、

口先だけじゃないからね。

おっと、だけどまだまだダメよ。

私を連れて行くのはもっとずっと先にしてね。

さて、今日はここまで。

相変わらず、だらだら続くこのブログ、

いつもつきあってくださるあなた、

ほんとうにありがとう!


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