ゆっくりと [暮らし]
師匠も走る師走なれど、
私の年末は時が止まったかのよう。
あんなに恋焦がれていた一時退院。
年末年始を家で過ごせる、なんて幸せなんだろう!
てなわけで、
帰宅後はパソコンからも遠ざかり、
のーんびりと家での暮らしを楽しんでおりまする。
わんこたちとも心行くまでハグハグし、
何時までに仕上げなきゃと焦る仕事も無く、
出来たらめっけもん、できなきゃ明日があるさ。
いやいや、その明日は来ないかもしれないんだけどね。
来なければそれも仕方ない。
なんぞと悟り済ませているわけではないけれど・・・
さて、26日は乳腺外来、昨日は年内最後の血液腫瘍科を受診しました。
結果は、悪くもなっていない代わりに良くもならず、でして。
明けて9日に受診してCTの結果で今後の方針が決まるということでした。
いまだに布団の上げ下ろしではハアハアと息苦しくなるし、
わんこのお散歩くらいしか運動らしい運動もしていないので、
肺の機能がもしや悪くなっているかと心配でしたが、
レントゲンの画像では今までと変わらないようです。
そして、はっと気付けば今年も残りわずか。
面白がって始めたツイッターとフェイスブックは病気になってから放置したままだし、
そろそろ店仕舞いの時期かな。
このブログもいつまで続けることができるかはわからないけれど、
書きたい気持ちがある間は続けましょう。
最初は2008年の10月から楽天さんに書き出したのが初めで、
その後今のso-netさんに書き継いできたので4年余りになるのか・・・
今年は4月から体調を崩し、その後に続いた入院、手術、病院生活、と
家族共々未知の体験に翻弄されてしまったなあ。
いや、まだ現在進行形なんですけどね。
来年はどんな年になるのか?
細々と、よちよちとだけど、
こんな拙いブログを読んで下さっている皆さまにありがとうと感謝を!
また来年という日がめぐってきますように。
そして皆さまの一日一日が幸せな日々でありますように!
幸せにフォーカスを [暮らし]
昨日はこの時期には貴重なお陽さまがのぞいてくれたので、
二階に上がって布団干しを。
夫は、こんな弱い日差しでは甲斐が無いから止めとけ、とおっしゃる。
しかしへそ曲がりな私は、
弱かろうがお陽さまはお陽さまだもん。(それに私の布団だもんね)
よっこらどっこいと重い布団を二階に運び上げて屋根に干す。
ついでに二階の部屋の息子の布団も。
13日のようなぎんぎらの日差しではないけれど、
(いやー、あの時はこんな時家に居たらと病室から歯噛みして眺めていたもんなー)
そこそこの日差しで、取りこむとけっこうふんわかとしたのよね。
夜布団にはいるとお陽さまの匂いとほっこりとしたぬくもりに包まれて、
そりゃー良い気分でございました。
予報では今日もそこそこかと期待してたのに、
昨日一日限りのお天気でしたね、昼過ぎには雨が。
それでも夕方には雨も上がり、
今朝から再開したわんことのお散歩にも支障なく、
1時間弱のんびりとお散歩。
先週外泊した時はかなりの寒さだったせいか、
ぜーぜーはーはーと今にも息が止まるのでは?と怖くなるくらい息切れが酷かったのですが、
今日はゆっくりとはいえ1時間近く歩いても、
時折咳が出るくらいで結構楽に終えました。
少しは肺炎も快方に向かっているのでしょう。
私の肺炎の原因菌の非定型抗酸菌をネットで調べると、
こいつに効く薬はまだ無いのだとかなり怖い事が書いてある。
これなら特効薬があるだけでも結核菌(これも抗酸菌)だったほうが良かったのでは?
なんぞと思ってみたり、
いやいや他の人にうつらないだけでも良しとしなければ、と心が揺れる。
同じ抗酸菌でも結核菌は人から人へうつるけれど、
(排菌といって痰の中に結核菌が出ていなければうつりません)
この非定型抗酸菌ってやつは、人から人へはうつらないのだそうです。
そこら辺りの空気や、水、土壌中と何処にでもいる菌で、
通常は感染しないのだけれど、抵抗力が弱っていると発病するのだそう。
そして、毒性は弱いけれど、特効薬がないので完治はしないのだとか。
うわー、そうなのか。
それならなんとか移植治療中にこいつが悪さをしないことを祈るしかない。
落ち込んでもはじまらない、なっちまったものはさー。
こうなったら、先に待っているかもしれない事にフォーカスせずに、
わんことお散歩できるし、お料理できる、お掃除も、編みものだって。
家族との団らんも。
今在る幸せにフォーカスせんでどうする!
帰ってきました [暮らし]
ただ今でーす!
前回のブログではいつまた再開できることやら?
といささか弱気になっておりましたが、
思ったより早く退院できました。
担当医さまは早くて来週半ば頃かとおっしゃっていましたが、
肝機能が持ちこたえてくれたおかげで早目の退院となりました。
ヤッホー!
今朝はやいのやいのと看護師さんを急かして(ご免なさい)、
9時半にはとっとと病院を後にしましたです。
とはいえ、肺炎はしっかりと居座っておりまする。
しかもこいつがなかなかしぶといやつらしいので、
一カ月や二カ月で治るとは思わないようにとクギを刺されました。(;_;)
はい、心します。
後は26日に乳腺外来、28日に血液腫瘍科を受診するだけで良いので、
年末年始はゆっくりとできます。
うわーい!
しかーし、あくまでも一時退院に過ぎないので、
浮かれ過ぎぬよう気を引きしめて、
これ以上悪くならないように気を付けねばです。
何にしても、嬉しいな。
あ、
そんなわけで、家に居る間はコメント欄を再開いたします。
またお会いできる日まで [暮らし]
昨夜今日の仕事をメモしておき、
今日はひとつ片付く度に済みとチエックいたしました。
お陰で五個あった予定は全て終了。
後は荷物を入れて病院へ向かうだけです。
いやー、こんなに心残り無く病院へ戻るのは初めてかも。
まあ、今回は肺炎治療なので、そんなにリスクが有るわけでもないからね。
ただ、
投与される3種類の抗生物質は肝臓がダメージを受けるらしい。ひえー、そうなの?
なので肝機能のチエックをしつつ、
なるべく早い時期の肺炎完治を狙うのだそうです。
思えば、心臓の横にくっついて大きくなっていた悪性リンパ腫くんの
摘出手術をした後、ずうーっと肺炎が居座っていたんだもんなあ。
一時ほぼ完治(全くではありません、少し影がある状態)するところまでいったはずなのに、
どこをどう間違ったのか、いつのまにか腫瘍細胞と間違われる程にまで成長していたなんて。
今度こそしっかり撲滅を
そして年明け早々に予定されている移植治療に後顧の憂いなく
向かえますように!
それではうだうだブログも今日はこのへんで。
また年末にお会いできることを念じています。
皆さまも体と心を労って気ぜわしい年の瀬を乗り切って下さいませ。
冬枯れの畑 [暮らし]
今日は夫も床上げができたのですが、
(おちおち寝てもおれない気がしたのでしょうね)
吹雪の予報が出ているこの寒い戸外に出てぶり返されても困るので、
家の中にいてもらい、
はい、本日も私大活躍でございます。
日曜とはいえ息子も娘も朝から所用で外出ですもの、
働ける人は私一人。
わんこが期待に満ちてぴょんぴょん跳ねまわっているものを、
裏切るわけにはいきませぬとも!
相変わらず息切れ酷く、ゼーハーゼーハーしつつも、
まずはいつものコースを回り終えました。
いやー、えらいもんで、昨日より少しは息も楽になったような気が・・・
使えば鍛えられるんだ。
だけどこいつら普通にう○ちするんだもんなー、
(いえいえそりゃ当たり前、文句言うたらいけませんです)
持参の袋にブツを入れようとして、
強風にあおられて危うくコケルところでした。危ない危ない。
細く痩せこけた足では踏ん張れないったらありゃしない。
さて、お散歩後はあるお品を配達する仕事が待っておりましてさっそく車で外出。
お邪魔したお家であったかいココアをご馳走になり、心も、体も温まって無事帰宅。
おっと、ちょいと遅くなったけど食間の薬を飲まねば。
今回の外泊では、毎食後の薬に加えて、10時、15時、20時の薬があるので、
四六時中薬を飲んだかしら?と気にかかる。ストレスだなあ。
とは言っても家に帰れる幸せを思えばこんなことちいせ―ちいせー。
これまでの外泊では夫にかなり邪魔にされてきたので、
今回のようにすることが沢山あるって有難いったらありゃしませんです。
病院生活はほとほとうんざりで、このままいたらヘンになりそうでした。
いやもう十分にヘンかもですが。
普通に暮らすこと、家族と過ごし、家事をして、好きなことをして、
今まで当たり前と思っていたことが、どんなに素晴らしいことだったか、
決して当たり前じゃなかったのだと思い知りました。
遅きに失した感はありますが、
与えられた時間の中でせめて今まで過ごしてきた時間に感謝を。
そしてまだ生きていられることに感謝を忘れないでいたい。
なんちってねー。すぐに忘れ果てて文句ばかりだもんなー。
さてさて、今日のタイトルの畑です。(やっと出てきた)
全体像です。まだそのままにしてある。 藍はさすがに枯れ果てて、茎だけのお姿に。
これからはじける茶綿と こぼれんばかりにはちきれて風にゆらゆらの茶綿
今年の茶綿は緑綿や白綿に比べてかなり遅くからはじけてきたので、
他の綿が終わってもいまだにはじけてきています。
これで年内に帰宅出来れば、綿の残骸を片付けて、少しは見目良くしてから、
地主さんにお返ししたいのですがねー。はてさて?
さあ、明日は午後2時過ぎには家を出て病院に戻らねばなりません。
2泊3日なんてほんとにあっという間ですねえ。
でもどんなに少しの時間でも、家に帰れて嬉しかった。
担当医さまありがとうございました!
後は年内の一時帰宅が出来ますように!
肺炎治ってくれよ!
帰宅してみれば [暮らし]
前回、PET検査で右肺に怪しい画像が・・・・
というわけで、
12月3日の予定を繰り上げ、
急遽11月28日の入院となった訳ですが、
29日にさっそく肺の生検をし(めちゃ痛かった)、
12月5日に病理検査の結果が出て、悪性リンパ腫の細胞では無かったと判明。
はあー、やれやれ。
しかし、肺に炎症を起こしているものは何なのか?が問題でして。
一時はもしや結核では?との疑いが出たのですが、
幸い非定形抗酸菌であると昨日になって判明しました。
あの怪しい画像は一番無難なやつに落ち着き取りあえずほっ。
ただ、何事も無ければ今月3日に入院して、
自己血幹細胞移植治療が始まり、年内に退院という予定は大幅に変更です。
年内は今起きている抗酸菌による肺炎をきれいに治してから、
年明け早々に移植治療ということになりました。
肺炎治療がうまくいけば年末に一時退院できるとのことで、
神様仏様お願いします。お正月は家で過ごさせて下さい。
で、来週から抗生物質を3種類投与するので、
今日から2泊3日の外泊が許され、嬉しやと帰宅してみれば、
頼みの夫がノロウイルスに犯されて病の床に臥しているという・・・・・
あんれまあ・・・
いや、昨日面会に来てくれた時にはいつも通り元気だったのですがね。
帰宅後突然の吐き下しに襲われたらしい。
これは典型的なノロウイルス感染ではありませぬか。
今朝も起きられない夫に代わって、病院のお迎えには娘が来てくれたのですが、
彼女は午後からは仕事だし、息子も朝から仕事で留守。
働くのは私しかおりませぬ。
帰宅直後から買い出しに行ったり、食事の支度に、掃除に、わんこの散歩。
しっかり働かせて頂きましたとも。
夫も布団の中から、
「お前が帰ってくれて助かったわ」
と、いつになく気弱なお言葉を。
へいへい、私もお役に立ててうれしゅうございます!
だけどなあ、ほんと今夫に倒れられたらどうなることやら?
彼が家事全般当たり前にやってくれていたからこそ、
私が倒れても家は無事に回っていたのに。
なんとか私が退院するまで頑張って!
いやその後もずっとですがね。
こんなことがあると、
ついつい感謝を忘れて文句ばかりぬかしていた薄情者には打撃です。
すまんことでした。
私より7こも年上だったのよね。
もっと体を労ってもらわねば。
と、久しぶりに反省した私。
殊勝な気持忘れるんじゃないぞ!(っていつまで保つのか?)